http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0911/amd2.htm
昨日、ようやく正式発表となった「Barcelona」ことQuad-Core Opteronですが、その発表会が都内で行われ、詳細が明らかとなってきたようです。そして、海外では早速ベンチマークが。K8と比べると当然のことながら性能ははっきり向上していますが、「Clovertown」ことIntel Xeon E5300シリーズと比べると、同クロックではおおむね勝っているものの、製品の実際のクロックはXeonのほうが高いので、絶対性能では分が悪いですね。Intelは第4四半期に「Harpertown」のローンチを控えてますので、一刻も早くクロックを上げてほしいところ。デスクトップ版の年内投入も、できれば予定通りに行ってほしいものです。
ところで、これに合わせて提唱された「ACP (Average CPU Power)」という考え方はいいですね。一見、昔のP-Ratingみたいなアヤシイ指標っぽいですが、実際の使用状況をそこそこ反映できるのであれば、データセンターの構築などには有用なはず。最近では、サーバの高密度化により電力確保がデータセンター構築のネックになっているとのことですから、ここで無駄が排除できるのは大きいです。どう考えてもTDPで設計したんじゃオーバースペックでしょうからねぇ(^^;
