PHD2の日本語マニュアルを公開しています。こちらからどうぞ。

個人サイト「Starry Urban Sky」もよろしく。

新技術「Lucky Imaging」--地上望遠鏡で鮮明な天体画像を

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20355773,00.htm
普通の天体写真だと、長時間露光して淡い天体の光を捉えようとするわけですが、これだと大気の揺らぎの影響で像がぼやけてしまいがち。そこでこの「Lucky Imaging」では、高感度の高速度カメラを使い、ごく短い露光時間で多数の画像を取得して、それらの画像の中から大気の揺らぎなどの影響が少ない画像を選んで鮮明な画像を生成するということです。なるほどごく短時間なら、大気が揺らいだ瞬間、瞬間の画像を得られますから、ぼやける心配もないわけですね。高速シャッターで被写体ブレを防ぐのと同じような感覚でしょうか。
以前紹介したガニメデの写真も、撮影条件などを見ると、同様の方法で撮られたもののようですね。