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IntelがTDP3Wのx86プロセッサを出荷〜Intel Turbo Memoryもデモ

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0316/cebit03.htm
以前から噂されていた「LPP(Low Power Processor)」こと「特定用途向け超低電圧版プロセッサ」がCeBITにてお披露目。熱設計消費電力が3Wということで、かなりの低消費電力に抑え込まれていますね。Yonahコアがベースっぽいですから、クロックが800MHzと低めとはいえ、それほど極端な低性能ということもないんじゃないでしょうか。
Samsungからは早速、このCPUを搭載したUMPC「Q1 Ultra」が発表されてますね。ただ、OSがVistaということなので、どの程度のパフォーマンス、使用感になるかは微妙なところ。メモリは1GB、チップセット内蔵のグラフィック機能でAeroに対応とのことなので、そこそこ動きそうな気はしますが…(^^; ただ、バッテリー駆動時間は大きさの関係もあるとはいえ、少々物足りないですな。デザインもいささか野暮ったいですし、日本のメーカーならもう少し上手くまとめられそうです。
そして、これと同時にこれまで「Robson」のコードネームで呼ばれていた、フラッシュメモリによる高速化技術「Intel Turbo Memory」もデモ。次期Centrino「Santa Rosa」で搭載される予定のこの技術ですが、Vistaでは「ReadyBoost」だけでなく、HDDの入出力バッファとしてフラッシュメモリを利用する「ReadyDrive」としても利用できるので、ノートPCの使い勝手は一気によくなりそうですな。これが出てくる今年後半になればVistaもボチボチこなれてくる頃ですし、買い替え時かもしれません。