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2007年パソコン大予想―CPU編 3GHz超時代の再来で動作周波数競争が再燃か

http://blog.nikkeibp.co.jp/pconline/editor/archives/2007/01/post_73.html
とにかく周波数競争に話題を持っていこうとするあたり、なんとも牧歌的な記事だなぁ、とか思ったり(^^; ともあれ、Penrynでクロックが4GHz近くまで達するだろうというのは昨年末から噂になっていて、期待はできそうです。Core系はNetBurst系と違って消費電力が低いですから、少なくとも消費電力の面では、開発中止の憂き目に会ったTejasのようなことにはならないかと。
ただ業界が「周波数競争」になるかどうかは別問題。Penryn対抗のAMDのCPUはいわゆる「K8L」になるわけですが、現状から考えるとそう極端な高クロック化は難しいのではないかと。改良が加わっているとはいえ、基本はK8ですからねぇ。「Fusion」で部分的にでも爆発的な性能向上でもすれば話は別ですが、AMDが性能面でもたつくようなら、Intelとしては慌てて高クロック品を出す必要はないわけで*1。「競争」になるかどうかは結構微妙なような気がします(^^;

*1:現に、Core2 Duoはちっとも上位製品が出てこないどころか、値下げすらまだまだ先のことです