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本日のお買い物

今日は土曜で休みだというのに会社で仕事せざるをえなくなってたわけですが、帰りがけに寄ったヨドバシで、以前から買おうかどうしようか迷っていたものを「えいやっ!」で購入…っていうほど大したもんじゃないですが(^^;

いまさらですが、いわゆる「メタパナ」です。これまではずっとiPod nano付属のイヤホンを使っていて、「付属品なり」のやや安っぽさを感じる鳴り方ながらも、フラットな特性で聞き疲れしないので、まずまず納得して使っていたのですが…そうはいっても、やっぱり低音がいかにも弱い。普段通勤時に使っているのですが、電車通勤、しかも半分以上は地下鉄なので、これは結構痛いです。補おうとしてボリュームを上げれば音漏れが気になりますし、iPod側のイコライザーで低音をブーストすると音がひずむので、これもうまくない…。というわけで、カナルタイプのイヤホンを検討することに。
この方面で定番というと、SHUREEtymotic Researchが有名ですが、以前試着してみたときに違和感がかなりあったので却下。しかもSHUREの場合、装着方法が耳の後ろにコードを通す、いわゆる「SHURE巻き」になるわけですが、私の場合、常時メガネをかけている上に耳介が小さめなので、これがイマイチうまくできなかったり(^^;
というわけで、装着時の違和感が少な目の国産のものから選ぶことにしました。で、候補になったのがメタパナのほか、オーディオ・テクニカのATH-CK7ソニーMDR-EX90SLといったあたり。ソニーのは話題の製品なのでどんなものかと思って試着してみましたが、やはり耳介の小ささ*1が影響しているのか、つけているだけで耳が痛くなってしまい却下。ATH-CK7は、メーカー推奨の装着方法は「SHURE巻き」ですが、普通につけても問題なさそうだったので、メタパナとは最後まで迷いましたが、ユニットの重みの分ちょっと外れやすそうな感じがした(重みのせいというよりたぶんちょっとしたバランスの違いなんでしょうけど)ので、結局メタパナの方を選択。音的にはATH-CK7もいい感じだったんですけどね。
で、肝心の音質ですが、あちこちですでに再三言われていますが、買ってきたばかりのときは、高音部はシャリシャリと耳に突き刺さり、低音部は鳴ってはいるもののモコモコした感じで「アレ?」と首を傾げたくなりますな。やっぱりエージングは必須のようです。ウチも買ってきてから6時間ほど鳴らしていますが、それだけでも高音部のシャリシャリ感はだいぶ取れてきました*2。基本的な味付けはたしかにややドンシャリ寄りなんですが、変にブーミーではなく解像感があるので、それなりにバランスは取れているかと。いわゆるクラブサウンドの類なんかは結構気持ちよく聞けそうです。逆に、パワーのある低音や、特徴的な鳴り方をする高音と比べると、中音域は良くも悪くも「普通」なので、ヴォーカルはちょっと引っ込んで聞こえるような傾向があるような気がします。ヴォーカルの繊細さや存在感を求める人には不向きかな?
音質以外の点では…これもあちこちで言われていることですが、ケーブルの長さがねぇ…。標準だと50cmしかないので、胸ポケットなどにプレーヤー本体を収めておく分にはいいんですが、それ以外はどうにも長さが足りない。で、付属の延長ケーブルをつけると…今度は長すぎるんですな。総延長が1.5mにもなるんで当たり前ですが(^^; それに、延長ケーブルをつけた場合、コネクタ部分の重さがそれなりにあるので、それに引っ張られてイヤホンの装着具合がちょっとばかり不安定な感じに。ケーブルクリップみたいなものがあったほうがいいかもしれませんね。

*1:第一、普通のインナーイヤー型のイヤホンでも、ソニーの普通サイズのものだと耳に収まらずに浮き上がってしまいますから。MDプレイヤー使ってたときも、付属品のイヤホンは使わずに、わざわざ小さめサイズのイヤホンを買ってたくらいです。

*2:プラセボ効果の可能性もありますが(^^;